column コラム
2023/06/03
続 耐震等級
近畿は 5月29日が梅雨入りでした。
昨日は耐風の影響で明石方面も豪雨に見舞われ、各所では地震が頻発し自然の凄さと人間の無力さを感じる毎日です。
家には地震に耐えられる強度が設けられているという節を 少し前に掲載させて頂いた続きのお話。
家の強度は耐震等級という名前が付けられ その強度により1~3に区分されています。
耐震等級1とは
『耐震等級1』は建築基準法の耐震基準の中では最も低く、建築基準法の中では最低限の耐震性能を備えた家です。震度 6~7の地震に見舞われた場合、すぐに倒壊はしませんが 大規模な修繕が必要になる可能性が高く住み替えが必要になる可能性も考えられます。
耐震等級2とは
『耐震等級2』は震度6~7の地震にも耐えられる耐震性が有ります。等級1の1.25倍の耐震性能を備えていると評価される建物です。耐震等級2の建物は長期優良住宅の認定基準にもなっています。
耐震等級3とは
『耐震等級3』は建築基準法の等級の中で 一番高い耐震性能の等級になります。耐震等級1と比較した場合は1.5倍の耐震性能が有る言われ、震度6~7の地震であっても 軽微な修繕での復旧が可能であろうと言われています。