column コラム
上棟
たくさん打合せして 迎える 上棟の日。
家を建てるのは 人生において何度も有る経験では無く
家を建てられる方にとっては、やっと迎える事が出来た、待ち遠しかった時です。
上棟とは、柱や梁など縦・横の構造材がが組まれ、棟木や垂木と呼ばれる家の最上部で屋根組がされ
あらかたの家の形(骨組み)が形成されることを言います。
地域によっては、棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、建舞(たてまい)などとも呼ばれる事もあります。
最近ではプレカットの技術が向上して、1日で更地から2階の屋根仕舞いまで行われることが多く
上棟に立ち会われると、そのスピードの速さと 技術に 驚かれる方が殆どです。
木造の軸組工法の場合、上棟を行う日の天候に因り、特にかなりの雨量が予想される場合などは
上棟が中止になるケースもあります。
上棟の日、雨に濡れても大丈夫?と思われる方も たくさんおられますが、
木材は雨に濡れてもまた乾燥すれば元の状態に戻るので、一時的な雨による影響は心配しなくても大丈夫かと
思われます。
「上棟の日に雨が降った家は火事にならない」
「幸せや福が降り込む」などと言われ、縁起がいいという考えもあるようです。
又 上棟の時に行われるのが上棟式。
上棟式については、又 次の機会に!