column コラム
2025/01/28
木造建築で使われる木材の種類は?
木造住宅には、ヒノキやスギ、マツなど様々な樹種によるいろいろな木材が使われています。
大きく分けると建物の骨組みをつくる構造材、内部につかう内装材、そしてそれ以外の小さい部材を羽柄材と呼びます。
構造材とは・・・柱や梁、桁、土台など建物を支える木材のことを言います。
強度・耐久性・耐水性・耐蟻性にすぐれた木材が使用されます。
内装材とは・・・建物の内部の床や壁、天井に使う木材をと呼びます。
内装材は、さらに「下地材」と「造作材」に分けられます。
羽柄材とは・・・構造材や造作材に含まれない、胴縁、貫等、窓台などに使う比較的小さい部材のことです。
木造建築をつくるにはどの木材も重要ですが、とりわけ家の骨組みに使う「構造材」には安定した強さや耐久性が必要です。
木造住宅に使用される木材は、それぞれの用途が異なりますので、柱や梁、内装材、床材などの使用する場所により樹種を使い分けることにより、長く安心して住み続けるための鍵になります。