column コラム
土間の仕上げ
最近 ご要望が多くなっている仕上げの一つが土間です。
土間といっても、コンクリートやモルタル、タイル、昔ながらの三和土と、材料によって様々な種類があります。
*コンクリート タイルのメリット
コンクリートやタイルなどは、蓄熱性能が高いので、熱をたくさん蓄えて、全面に熱が広がります。
夏の日当たりには蓄熱層となる為、注意が必要ですが、日の当たらない部分は冷えを蓄えているので、
歩くと ひんやり 涼しいということにもなります。
又 モルタル、コンクート、タイル(室内用)などは、硬く平らな仕上がりなので、タイルのような目地
が無いぶん掃除は楽です。
防塵塗料を塗れば、水汚れにも強くなります。
*デメリット
タイルや石張りの仕上げなら問題ないのですが、流行りのコンクリートやモルタルは ひび割れ が入り
やすい材料です。
又 タイルや石については、吸水することがほとんどないのですが、コンクリートやモルタルは、
吸水するために問題となります。
防塵塗料を塗ると、撥水しますが、長い間には、染みやすくなり跡として残りやすいといった事が考えられます。
それぞれの床材は結局のところその素材の特徴や良さが、デメリットにもつながるところが有ります。
適材適所の使い勝手と好みを反映させて選択していきたいものです。