column コラム
木は強い!?
世界の中で現存する一番古い建物は皆様もご存じの通り法隆寺で
建立(消失再建後)から1,300年以上が経過しています。
この長い年月朽ちることなく耐える事が出来たのは木材で作られているからです。
コンクリートや鉄鋼造ではここまで長く保つことは不可能であると考えられます。
木材はどの位長く持つのでしょうか?
全国的に好まれる桧ですが、桧は伐採後200年以上強度が上がり続け
その後、ゆっくりと強度が下がり1,000年後に伐採時とほぼ同等の強度を保っています。
このことから長い耐久性がある事は分かります。
次は、建築材料の高度比較ですが
なんと木材の引っ張り強度は鉄の約4倍、、圧縮強度はコンクリートの約6倍
素材の強度でも木は優れた材料であるという事が分かります。
更に火に対してですが鉄の強度は10分間の過熱で約8割低下したのに対し木材は2割程度
元々鉄は火には強いが熱に弱いので構造材としてはやはり木が適していると言えるのでは
ないでしょうか?
他にも木の優れたところは沢山あります。
またご紹介させていただきたいと思います。