column コラム
4月・5月は白蟻注意!
あなたの住宅にいつの間にか入り込む白蟻、気付かないままで放置していると大きなダメージを負わせてしまうお家の大敵です。住宅は、計算された構造と材料で安全ななバランスで支えられているため、シロアリによって壁や柱が痛むと屋根や天井を食われてしまい雨漏りの原因になります。そこから侵入した湿気によってさまざまな場所に不具合が出てしまいます。
もしシロアリを見かけたら、早急に駆除しなければなりません。
シロアリが住宅に発生すると、どのような被害が起きるのか、具体的な例です。
まず住宅の中でもヤマトシロアリの被害に遭うことが多いポイントは、壁の中に施工された断熱材です。
断熱材は住宅内部の断熱を目的として使用される材料ですが、木材よりも柔らかく、シロアリにとっての大好物です。優先的に食い荒らされることが多く、気付かないうちに壁の内側がスカスカになるまでかじられていて、住宅の断熱性が失われていたというケースが多々見られます。
断熱効果が失われれば、夏は暑く、冬は寒いという状態になってしまうため、住みよい環境は大きく損なわれてしまうことが起こりえます。
断熱材を足掛かりとしてシロアリは色々な場所へも侵蝕を進めていきます。ヤマトシロアリの場合は天井まで到達することはあまり多くありませんが、柱や壁がボロボロにされてしまったという事は少なくありません。
ヤマトシロアリの被害が特に多い場所として挙げられるのは床下です。ヤマトシロアリは平らな場所を水平に食べ進めていくことが多く、気付いた時には床下を食べられて、床がフワフワと沈むような感触になってしまっていたという事例が多くあります。
こうなってしまうと床が腐食する、建物が傾くといった重篤な事態に繋がっていく可能性があるため、できる限りの早期発見と早期対応が求められます。
特にゴールデンウイーク前後,家の周りに白蟻の羽が落ちている場合は要注意です。
そのような現場を発見した場合は早急に業者の確認をおすすめします。