column コラム
住宅部品、点検してますか?
日常を通して使うキッチンや洗面台などの住宅部品。なにげなく使っていますが、交換推奨時期があるのはご存じですか?
レンジフードや食洗器など電気系の住宅部品はおおよそ10年、システムキッチンなどの設備はおおよそ20年とされています。
ただ、必ずその期間中に何事もなく使えるかというと、機器類などは当たりはずれがある場合があるので、突然動かなくなってしまったりする場合もあります。そこで、突然壊れてしまったり、大きな事故の元とならないように1年に一回は点検を行うのが安心です。
今回はキッチンまわりの点検POINTを確認してみましょう!
交換推奨時期10年
レンジフード・食器洗い乾燥機・ガス調理機器・電気調理機器
①レンジフードの点検POINT
ファンの回転が不規則、異様な音や振動はしていませんか?
②食器洗い乾燥機の点検POINT
煙や焦げる匂い、異音、振動、水漏れはありませんか?
③ガス調理機器の点検POINT
温度センターの上下の動きが悪くなっている、着火しにくい、着火時や使用時にガスのにおいがすることはありませんか?
④電気調理機器
使用時にブレーカーが落ちるようになった、ボタンの反応が弱くなった、異音、異臭、発煙などはありませんか?
交換推奨時期20年
システムキッチン・流し台
①シンク・天板点検POINT
錆が浮いて劣化している箇所やヒビや割れている箇所はありませんか?
②水栓金具
レバーのがたつき、水漏れはないですか?温度調節はきちんとできていますか?
③シンク下排水トラップ・ホース
水漏れや亀裂などは入っていませんか?床下から悪臭などがあがってきていませんか?
④キャビネット扉
ガタついたり、蝶番のズレなどできちんと閉まらなくなっていませんか?包丁差しなど付属部の割れなどはありませんか?
⑤吊戸棚など
ガタついたり、扉が取れかかったりしていませんか?重いものを入れすぎて壁面の接続部が浮いていませんか?
1つでも当てはまる場合は使用を中止し、専門の業者さんへ連絡をしてください。また、日ごろのメンテナンスも大事です。
食洗器の中に食品のカスがたまっていたり、ガスの温度センサーや燃焼部分に焦げが付着していたりすると、耐久年数を短くしてしまうだけでなく、発火などの危険性も出てきます。できるだけ長く、安心にお使いいただくために、日常のお掃除やメンテナンスはまめに行い、1年に1回は様子をよく観察点検してみてくださいね。
三陽建設で新築を建てていただいたお家にはお引渡しから10年にわたって各担当者が無料定期点検にお伺いしております。その際に設備や住宅部品の気になる事柄などもご相談ください。
2年を過ぎると5年・10年と期間は空いてしまいますが、何かお住まいのお困りごとなどございましたら、点検を待たずにお気軽にご連絡ください♪
点検の結果、どうしても修理で対応できない場合はリフォームなども承っておりますので、どうぞご相談ください♪