column コラム
壁紙を考えてみよう。
皆さんは壁紙を選んだことはありますか?
「壁紙を選ぶ」という機会は住宅関係のお仕事をしていない限り、生きているうちにせいぜい5回もないのではないでしょうか。
もちろん、壁紙以外の珪藻土やファイバー、羽目板などを選ばれているお家もたくさんあります。
ではなぜ今回、壁紙を考えるのかというと、「壁紙は壁の化粧材という大きな役割があるが、ただ模様やエンボス柄がプリントされただけの紙ではない。」ということです。
構造用資材が丸見えではぶっさいくなので、そこを覆い隠して部屋の美観を整える壁紙。そんな壁紙には実はいろいろな機能を盛り込んだ機能性壁紙というものがあるんですね。
汚れにくいコーティングを施したもの、消臭成分が含まれているもの、光を反射して部屋を明るく見せてくれるものなど、たくさんの機能があります。
そして、無地は勿論、とっても色や柄の種類が豊富なんです。
もちろん、機能性を持たないシンプルな壁紙もありますし、そのシンプルな壁紙だけでも目が回るような柄数、色数があります。
そして、各インテリアメーカーさんが随時しのぎを削って、流行の色柄、ライフスタイルに合わせた機能開発、海外ブランドとのコラボ柄など色々あり、しかも各インテリアメーカーさんは複数冊の壁紙のカタログを発行しているので、選べる色・柄・機能はとてつもない数です。
しかも、「トイレには消臭機能もほしいし、汚れがふき取りやすい壁紙がいい。」「ペットがいるからひっかき傷に強い壁紙がいいし、消臭機能もあったらいいな・・・」をかなえる複数機能を持ったハイブリッド的な壁紙まである。
さあ、どのメーカーさんの、どのカタログから、どれを選びましょう?
機能を考えながら壁紙を選ぶのは大変かもしれませんが、お家をより気持ちよく過ごせる場所にするために、壁紙を考えてみましょう。