column コラム
耐震等級3でも強度が違う!?
耐震等級3でも強度がちがう!?
2023年中は大変お世話になりました。
南海トラフ地震 何年以内に何%と報じているメディアも多いので気に掛けられている方は多いと思います。
ところで皆様は耐震等級って1種類でないのはご存じでしょうか?
一般住宅でよく言われる耐震等級は「壁量計算」による耐震等級の事になります。
この壁量計算の場合は実際の地震で住宅に圧力が掛かった際の耐震性までが計算されていませんので
この様な簡易な計算方法では強度が確保できてないケースがあります。
もうひとつの耐震等級の計算方法として「許容応力度計算」があります。
今でも木造3階建ての場合は、この許容応力度計算が必須になります。
この計算方法ですと住宅各部のかかる圧力や抵抗力を計算するので信頼性も高く
同じ「耐震等級3」でもより強度が高いという事になります。
壁量計算の耐震等級3は、構造計算(許容応力度計算)の耐震等級2の耐震性を下回るという実験データもあります。
皆様はどちらの耐震等級を選択されますでしょうか?
三陽建設ではSE工法を導入しておりますので、SE工法を選択されましたお家は全て構造計算の耐震等級3とすることが可能です。
お気軽にご相談ください。
SE工法のページ
https://www.ncn-se.co.jp/se/