column コラム
ガス警報器について
ガス警報器について調べてみました。
ガス警報器はガスが漏れた時や不完全燃焼でCOガスを検知した場合に警報ブザーか音声で知らせてくれます。
ガス漏れ事故のほとんどはガス栓を閉めたつもりや火を消したつもりなど、ウッカリミスが事が原因の場合がほとんどのようです。
ガスや一酸化炭素は目に見えないため、大変危険ですのでガス漏れ警報器が事故を防いでくれる重要な役割があります。
ガス警報器に設置義務はあるか?
都市ガスの場合は義務ではありませんが、プロパンガスを使用している場合は3世帯以上の集合住宅では設置義務があります。
一戸建ては義務でがありませんが、設置推奨にはなっております。
学校や病院、不特定多数の人が利用する場所には、ガス警報器についての法律や基準が定められております。
ガス警報器は、自分で設置できるか?
基本的には、自分で設置することが可能です。特に資格なども入りません。ネットで簡単に購入できます。
警報機はガス種によって取り付け場所が変わるので自分の家が都市ガスなのかプロパンガスなのかを確認し正しい位置に設置しましょう。
心配な方はガス販売事業者に相談するのも良いと思います。
プロパンガスの警報器の設置場所
プロパンガスは空気よりも重いため、漏れたガスは低いところに溜る性質があります。
設置場所は床面よりも30㎝以内、ガス器具から水平距離で4m以内の同一室内の壁面に取り付けましょう。
都市ガス警報器の設置場所
都市ガスはほとんどが空気より軽いので天井面等より23~30㎝以内で、ガス機器から水平距離で8m以内の同一室内の壁面または、天井面に取り付けましょう。
ただし、都市ガスでも6Aの場合は空気よりも重いガスなの床面上方に取付けるように注意してください。
ガス警報器の設置基準
ガス警報器は5年の使用期限を持っています。
この期限を過ぎると、ガスの検知能力が低下する恐れがあり、緊急時に適切に機能しない可能性があります。
心配な方は、ご家庭の警報器の使用期限が大丈夫か確認してみましょう。
また、リース契約を利用すると、定期的な更新が容易になり、常に最新の警報器を手軽に使用できるため、安心して利用を続けたい場合に適しています。
ガス警報器はガス会社にリースをすると毎月200円~300円程度かかります。
自分で購入する場合は一番シンプルなガス漏れに反応する機能のみのタイプで3,000円前後であります。
ガス警報器は安心安全にガス機器を使用するために設置してあり、命を守ることができます。費用もそこまで高額ではないため義務化されていないご自宅でもできる限り設置することが安心だと思います。
インターネットで購入することも簡単にできますし、ガスを使用しているご家庭で警報器をまだ設置していないご家庭があるようでしたら、設置を検討してみてはいかがでしょうか。