column コラム
耐震基準を表す耐震等級とは!
地震があった場合にどのくらい地震に耐えられるのかどうかを表す等級が耐震等級です。
耐震等級は3つに分かれています。等級1が建築基準法で最低限守るべきだと定められた基準です。震度6強から7相当の大地震でも、倒壊せずに耐えられる程度の基準だとされています。
等級2の場合は等級1で想定されているよりも1.25倍の規模の地震が起きても倒壊しない耐震強度を持っています。等級3の場合は等級1の場合の1.5倍まで倒壊しない耐震性を表します。
【耐震性能は地震に耐える性能】
耐震性能とは一言で言えば、地震に耐える性質のことです。強い地震が起きた場合でも、倒壊しないように住宅の強度を高めます。
そのため、地震が起きた場合には、衝撃を直接受けてしまうことが特徴です。一度地震が起きて受けてしまったダメージなどはそのまま残ってしまいます。揺れも大きく、家具が倒れる、住宅にヒビが入る可能性もあるでしょう。
【免震・減振 性能は地震の揺れを軽減する性能】
免震・減振 性能は地震の揺れを軽減する性質のことを表します。土台や住宅を固定せず、免震・減振 装置と呼ばれる装置を取り付け、地面の揺れが住宅に伝わるのを抑える働きがあります。
そのため、住宅に揺れが伝わりにくくなり、建物が地震の影響を受けにくいことが特徴です。耐震住宅と比べた場合、住宅へのダメージも低く抑えられます。