column コラム
玄関ポーチの仕上げ材
玄関ポーチの仕上げ材について、一般的に多いタイル仕上げ、モルタル仕上げ、洗い出し仕上げではないでしょうか。
今回は、タイルを仕上げとした場合にどのようなメリットやデメリットがあるかを調べてみました。
まず、メリットについて紹介させていただきます。
⑴デザイン性が高い
各建材メーカーで、おしゃれな商品が多くでており和風なものから洋風なものたくさん選択肢があります。
⑵耐久性が高い
磁器や陶器と同じように石を元にした主原料を高温焼成した、とても安定した性質を持つ製品です。
長期的に安定していることは当然として、傷や摩耗にも強いため頻繁に人が出入りする玄関でも安心して利用できます。
⑶お手入れが楽
タイルの玄関は吸水性が低いことが多く、水気や汚れを浸透させることがありません。
このため、ホウキ1本で掃くだけでも十分綺麗になりますし、水で流して掃除するのも簡単です。
⑷比較的安価なものが多い
モルタルなど、安価に施工できる仕上げと比べるとコストがかかりますが、天然石などの製品と比べると安価で、価格帯はちょうど真ん中くらいではないでしょうか。
その割に天然石のような風合いを持つタイルも多く、気軽に高級感の演出ができる素材といえます。
注意する点は、タイルの値段もピンからキリまであり、高額なものは天然石に匹敵する値段で販売されているので、デザインと値段とのバランスを見ながら決定しましょう。
つぎにデメリットについてですが、タイルには指摘するほどのデメリットはあまりないように思います。
デメリットではないですがタイルは真っ白または真っ黒などの商品もたくさんあり使用する場所により、汚れが目立つ場合がありますので汚れが気になる方は色選びには注意が必要です。
目地材についても同様で、ポーチ土間タイルに白目地など使用すると汚れが目立ちますので出来るだけ避けたほうが良さそうです。
また、製品の問題ではないのではありませんが、施工不良によりモルタルの量が不足していたり、タイルを圧着する力が不足する場合は、一定期間が経過してタイルが浮いてくる場合があります。
浮きが気になる人は、1枚あたりの大きさが大きな製品を選択すると浮きが生じにくくなりますのでタイルを選ぶときに少し気にして選ぶのもいいかもしれませんね。
以上ご参考までに。