column コラム
上棟・棟上げとは?上棟式はする?
●上棟は何をするか知っていますか?
上棟(じょうとう)とは、新築住宅を建てるときの工程のひとつです。
上棟(じょうとう)、棟上げ、建前、全て同じ意味となり、
柱や梁など建物の基本構造が完成後、家の最上部で屋根を支える棟木(むなぎ)と呼ばれる木材を取付ることをいいます。
上棟が終わればおおよその家の形が出来上がります。
●上棟日が雨の場合はどうなる?
上棟を行う日にかなりの雨量が予想される場合など、天気予報の状況によっては上棟が中止になる場合もあります。
木材が雨に濡れると家の影響が出るのでは?と心配されるかもしれませんが、
木材は雨に濡れてもまた乾燥すれば元の状態に戻るので、一時的な雨による影響は問題ありません。
また、雨の日の上棟は昔から「降り込み」と言い、「幸せを降り込む」や、「福を招き入れる」という言い伝えや雨が降り込むとその家は火事にならない」と言われていて、大変縁起がよいそうです。
●上棟式はする?しない?
上棟式は家を建てる際、家屋の神様と大工の神様を祀って、棟上げを無事に終えたことに感謝する儀式のことで、
無事に完成できるよう安全を祈るための儀式でもあります。
最近では上棟式を行わない方も多くいますが、地域によっては文化として根強く残っていたり、
やり方が異なったりする事もあります。
方法がわからないという方は、お気軽にご相談くださいませ。
●上棟日には御幣(ごへい)をお祀りします。
三尺(約1m弱)くらいの板に両紙垂れをはさみ、扇子や水引で飾られた縁起物で、施主、施工者、建築日等を書き、工事の安全と家内の繁栄を祈願し、家の屋根裏に祀ります。
1番高いところから工事中・完成後もお家全体を見守ってくれています。
弊社のインスタグラムで上棟の様子が動画で見られます。その他施工例もたくさん上げてますので
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