column コラム
【耐震等級3】は2種類ある!
最近では、お家を建てる時に耐震等級を気にされる方が多くなったと感じます。
今年も年明け早々から各地で大きな地震が起こっているからも耐震に関心をお持ち方が一層
増えたからでしょう。
さて、その耐震に関心をお持ちの皆様は耐震の最高等級である耐震等級3にしたいという思いをお持ちだと思います。
その耐震等級3ですが2種類あるのはご存じでしょうか?
一般的な住宅の耐震等級3は”壁量計算”によって計算されたものです。
壁量計算とは建物にかかる地震力や風圧力に対して必要な壁量を満たしているかを計算する方法で
縦軸、横軸の耐力壁の量が十分なのかチェックするだけの作業になります。
もう一つの計算方法として、”許容応力度計算”という計算方法があります。
許容応力度計算は、建物にあらゆる荷重が加わった時に、柱や梁などの一つひとつの部材が耐えられるかどうかを検証していきます。
この様な検証をする事によって、より確実で安心。壁量計算をはじめとする仕様規定よりもはるかに信頼度の高い計算方法によって耐震等級3の住宅にすることができます。
デメリットとしては、許容応力度計算の為のコストがアップすることですが
2025年建築基準法改正によって許容応力度計算は必須になる方向になっていくと思います。
三陽建設のSE構法は全棟 許容応力度計算による耐震等級3になります。
耐震性の気になる方はお気軽にご相談ください。