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コラム

column

2023/10/13

ガルバリウム鋼鈑屋根

最近、屋根材としてかなり多く使用されるようなになったガスバリウム鋼鈑屋根について調べてみました。

金属系の屋根材の中でも耐久性が高く、ガルバリウム鋼板ならではのデザイン性の高さも注目されています。

ガルバリウム鋼板の特徴やメリット・デメリット、メンテナンス方法などについて

ガルバリウム鋼鈑の特徴

ガルバリウム鋼板はアメリカで開発された金属系サイディングボードのひとつで、現在では日本の住宅の屋根材や外壁材に多く採用されています。

鋼板を基材にアルミや亜鉛から構成されており、従来の亜鉛メッキ鋼板よりも耐久性が高いのが特徴です。

ガルバリウム鋼板の組成:アルミ55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%です。

ちなみに「ジンカリウム鋼板」という金属素材がありますが、ガルバリウム鋼板との組成の違いはほとんどなく、性能もほぼ同じものになります。

ガルバリウム鋼板のメリットについて

〇メンテナンス性に優れている

〇耐震性が高い

〇耐久性が高い 約30年

〇デザインが豊富

〇サビにくい

ガルバリウム鋼板は、薄く軽量で家への負担が少ないことから耐震性が高いのも特徴です。

さらに、金属屋根材の中ではサビにくいメリットもあります。ただし、表面に傷がついてしまうと、サビが発生してしまう可能性があるので、サビを防ぐメンテナンスを行うようにしましょう。

ガルバリウム鋼板のデメリットについて

〇初期費用・メンテナンス費用がかかる

〇傷がつきやすい

〇通気性が悪い

〇断熱性が低い

〇防音性が低い

ガルバリウム鋼板は耐用年数は長いですが、他の屋根材よりも初期費用やメンテナンス費用がかかるため、トータルコストを考慮する必要があります。

また、薄い金属素材のため、防音性や断熱性が低いデメリットがあります。

防音材や断熱材を下地に施工するのが一般的ですが、メーカーによって遮音性や断熱性を高めるように断熱材が一体型になっている製品があります。

ガルバリウム鋼板の適切なメンテナンス方法について

ガルバリウム鋼板の劣化を防ぐには、定期的に水をかけるのが効果的です。3カ月~1年を目安に綺麗な水をかけて汚れを落としましょう。

3カ月~1年を目安に綺麗な水をかけて汚れを落としましょう。沿岸地域や酸性雨が降る地域の場合は1~3カ月程度を目安に行うのがおすすめです。

高圧洗浄機を使用するとガルバリウム鋼板がへこむ可能性があるので、水かけの際はホースを使いましょう。

サビや劣化現象を防ぐために、定期的に塗装の塗り替えを行いましょう。

一般的に10年程度が塗り替えの目安ですが、色あせや塗膜剥がれなどがある場合は年数に関わらず塗装をするのがおすすめです。

ガルバリウム鋼板の屋根塗装は難易度が高いため、施工実績のある業者に依頼しましょう。

以上 ご参考までに!

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