無垢フローリング

無垢フローリングは天然の木材を切り出してそのまま加工して床材として使っているため、木目や色合いが豊かで自然な風合いが魅力です。

また,肌触りの良さや木のぬくもり、同じ樹種でも全く同じ表面にはならない唯一無二の表情があります。

経年により色の変化も楽しむことができるのも無垢フローリングの床の特徴です。

合板フローリングと無垢フローリングとの違いは？

一般的に家づくりでフローリングと呼ばれる床材は、木材を接着剤などで固めたベースに薄くスライスした無垢や化粧シートを表面に張り合わせて作られている合板フローリングです。

天然木ではないため肌触りのよさや無垢のぬくもりは感じられませんが、加工品のため、傷に強い、熱に強く床暖房と併用して使え、天然素材の無垢フローリングに比べて品質が均一です。また安価でリーズナブルな床材であるというメリットがあります。

反面、無垢フローリングに比べ個性がない、踏み心地が良くない、接着剤を多く使っているため、気になる方にはおすすめできません。

無垢フローリングの床材のメリット

無垢フローリングには調湿性能がある

無垢フローリングは木の香りや手触りを楽しめる

無垢フローリングは経年美化を楽しめる

無垢フローリングの床材のデメリット

無垢フローリングは初期費用が合板フローリングくらべ高い

生きている木材で作られている無垢フローリングの床は季節によって伸縮がある

傷つきやすい

湿気を吸えば膨らみますし、吐き出すことで痩せます

無垢フローリングは、隙間や変形、傷等が気になる方にはおすすめできませんが、メリットである経年美化、手触り、木の香りなどが好きな人は、一度ご検討をしてみてはいかがでしょうか。