column コラム
国産桧のよいところ
国産桧のよいところ
ヒノキは、常緑針葉樹で、建築建材として人気があります。
建築材料として古くは飛鳥時代に建立された法隆寺にも使用されていますし
伊勢神宮では20年に1度の遷宮で建替えを行いますが建材にはやはりヒノキが使用されます。
ヒノキが選ばれる一番大きなメリットは耐久性に優れているところです。
法隆寺のヒノキですが伐採後200年間位は強度が上昇していき
その後約1000年間、ゆっくりと強度が下がっていき1400年以上経った今
建立時と同じくらいの強度を保っています。
結果ヒノキの保存性は世界最高レベルだと言えます。
次にメリットと考えられるのが調湿性です。
木材は湿度が高い時には水分を吸収し、低い時には水分を放出してくれる
調湿機能があります。柱1本で約2ℓの調湿効果がありますので木材で出来た住宅は
他の工法に比べて比較的快適に暮らす事が出来ます。
他に抗菌効果や癒しを与えてくれる香りなどメリットは沢山あります。
ヒノキという優れた素材の中で暮らしていく快適さは国産ヒノキ材を使用した木造住宅でしか
味わうことはできません。