column コラム
設計モジュール(尺モジュール、メーターモジュール)
建物の設計をする時に基準となるモジュールというものがあります。
昔風に言うと”関西間サイズ”とか”関東間サイズ”、”京間サイズ”みたいな感じだと思っていただければと思います。
現在の主流は”尺モジュール” 1グリッドの幅が91㎝ です。
何故、主流になったのかというと日本の平均的な敷地の広さや延床面積の大きさから設計し易いからだと思います。
メーターモジュールは、1グリットの幅が1mになりますので、尺モジュールより9㎝広いという事になります。
画像の様にメーターモジュールで設計すると階段や廊下がかなりゆったりとした感じにはなります。
全く同じ間取りを尺モジュールからメーターモジュールに変更すると約1割床面積(工事面積)が増えることになりますので注意が必要です。
廊下幅や階段などの共有スペースに少しゆとりが必要な場合は当初からメーターモジュールで設計を進めるのが良いと思います。
お気軽にご相談くださいませ。