column コラム
ギョーカイ用語の基礎知識?④
今回は「メジャー」についてです。
みなさんメジャーと聞けばこちらの物を想像するのではないでしょうか?
メジャーとは長さを測るために使う、目盛りの入った帯状の測定道具の総称です。
メジャーを巻き尺ともいいますが、厳密にいえば巻き尺はメジャーの一種となります。
日本でメジャーといえば、写真のような柔らかいテープ状のものが一般的です。
建築業界では、メジャーのことを大体「スケール」といいます。
製図の際に「三角スケール」と呼ばれる縮尺定規を使うため、建築現場などで定規や巻尺を
「スケール」と呼ぶようになったと言われています。
そして建築業界のほとんどの職人さんが使っているのがこちらです。
こちらは「コンベックス」といいます。
メジャーの一種でテープ部分が薄い金属でできたものを言います。
英語で「Convex」という単語は「凸凹の”凸”」という意味なので、こう呼ばれるように
なったみたいです。
写真を見てわかるように、金属のテープのところが湾曲しているのが特徴です。
測定用の道具だけでもとてもたくさん数があります。
ちょっと興味を持ってご覧いただくと面白いです。