column コラム
空間の有効活用「ロフト」のこと
小屋裏部屋を意味する「ロフト」。通常ならただの空間だった場所を有効活用して書斎やベッドスペースとして活用するためにロフトを設けているお家も多くみられます。
ロフトは条件を満たせば建築基準法上の延べ床面積に含まずに済む場合があり、空間を確保しながらもその分の固定資産税は抑えることができます。
もちろん、ロフトを作るための建築費用は発生しますが・・・
ロフトを延べ床面積に含まない条件については
・天井の高さは1.4m以下
・直下階の床面面積の1/2未満
・固定の階段やはしごを使用しない
等がありますが、自治体によってその他条件が違いますので注意が必要です。
天井高が1.4m以下ということは大人の場合はかがまないと移動できなかったり、はしごで上り下りしないといけないなどデメリットはありますが、通常はただの空間だったところをロフトとしてスペースを確保することでお部屋の多様性が広がり、ただの空間だったところも有効活用できます。
逆に、天井が低いことで感じる閉塞感や薄暗さが逆に読書や趣味に集中できたり、眠りやすく感じる方もいるようです。
また、昨今は単身の方やセカンドライフを始められる方が平屋にロフトを設けたお家を建設される場合も多くみられるようになっていきました。
様々なライフスタイルに合わせた選択肢「ロフトのある家」はこれからどんどん増えていくのではないでしょうか?