column コラム
将来後悔しないために考えるべきこと
注文住宅の間取りを考えるうえで、よくある失敗が、今の暮らしだけで
想像して家づくりをすすめるということです。
コンセントについて考えるというコラムでも触れましたが、必ず長い目で見て
考えるということが必要です。
そのためには間取りなども可変性を残しておくといいでしょう。
家は20年30年と住み続けていきます。
そこに住まう人数も変わる場合があります。
老後は1階だけで生活したいと考えても、寝るところがないという話も聞きます。
他にも、耐震やインテリア性のよさから造り付けの家具を取り入れたい方も多いです。
でもほとんどの家具を造り付けにしていまうと、模様替えしたくなってもできない、
必要がなくなっても撤去できないなどということありえます。
逆に大きな本棚を取り入れたくなっても、設置できる壁がないなんてことも・・・。
家づくりはほとんどの方が一生に一度しか経験しないものです。
そしてどんな買い物より高価で長く使うものでしょう。
将来少しでも後悔しないために、想像力をフルに働かせて考えてください。