column コラム
SDGs的リノベーション工事
9月も中盤。秋の気配遠くまだまだ只々暑い日々『お体ご自愛下さい』と申し上げても〝地球環境に対して酷な人類〟へのしっぺ返しとも言うべき状況下のこんな昨今、だからこそ新居の詮索に奔走されておられる方々もおられるようで……。
新築はもとより建売物件購入にも予算がないお客様にとっては中古を買って改修リフォームをご検討されておられる方々が多いのではないでしょうか。とはいえ、建物全体をフルスケルトン解体してリノベーション改修となりますと下手すりゃ建替工事以上の金額になること請け合いです。
建物の現状、宅内の下地等劣化状況 等々を調査判断の上、構造体以外にも天井・壁・床に関しては残せる部分は上・直貼りなどの既存利用で新装化し、全撤去新調がマストの住設機器に至っては極力配置を変えずに同サイズ・仕様での取替工事がお勧めです。かといって全く古かったままでの内装にとどまるのではなく不要間仕切りの撤去や間取変更、大型建具への変更、収納部の改装などのこれからお住まいになるにむけ〝利便性〟は追及すべき点だと思います。(御予算が許せばランコス削減の為、遮断熱仕様も視野に入れてみてはいかがでしょうか)
いずれにせよ今後は『地球にやさしい』資源維持を掲げた発生廃材を抑えたリノベ物件が増加していくことでしょう。