column コラム
ギョーカイ用語の基礎知識?
職人さんたちが使う言葉には不思議なものがたまにあります。
専門用語だと思っていたのですが、そうではないみたいです。
そんな不思議な言葉の1つに『ビスをもむ』というのがあります。
そもそもかつての私にはビスなんて言葉も知らず、わかるのは釘かネジかぐらいです。
ネジにも種類がいっぱいあってホームセンターでどれがどうなのかいまだにさっぱりです。
ボルト、ナットなんて言葉が増えてくるともうお手上げですね。
話を戻します。
どの職人さんも、ビスはもむと言います。
釘は打ちます。
ビスは締めるものだと思ってたので不思議です。
なぜもむというのでしょうか。
調べてみて一番多い説は『キリをもむ』からというものでした。
ビスで締める(もむ)前に、まずはキリで下穴をあけていたのですが、このキリをもむといいます。
キリを両手でもみもみしながら穴をあけるからですね。
なので同じようにビスを回して締めることを『もむ』というのだそうです。
どの職人さんももちろん弊社スタッフも当たり前のようにビスをもむと言います。
このような専門用語ぽいものが他にも色々あります。
当たり前のように使いすぎて、一般用語だと勘違いしてしまうことも多いです。