column コラム
LDKの広さは広いほど良い?
住宅の中心的な位置づけをされている「LDK」。
「リビング」「ダイニング」「キッチン」をひとまとめにして「LDK」と表現されます。
その「LDK」の平均的広さは約18帖だそうです。
リビング➡約8帖 ダイニング➡約6帖 キッチン➡約4帖 がおおよそのスペース配分でしょうか。
キッチンは設備のほか、食器の収納やレンジを置くために必要なカップボードや冷蔵庫、食品庫などのスペースが必要ですので、4帖あっても余ることはないでしょう。
ではダイニングとリビングの広さはどうでしょう?
4~5人家族の場合は、リビングとダイニング合わせて14帖でちょうどよいか少し狭いくらいでしょうか。では、少人数のご家庭や、家族が食事時に全員揃わないご家庭の場合は・・・?
正直、ダイニング部分はキッチンのカウンターテーブルで十分な気もします。リビングも3人掛けの大きなソファーを置かずにクッションとローテーブルで済ませるなら、もっと狭くても大丈夫でしょう。
そして、リビングとダイニングのスペースを少なくする代わりに、ファミリークロークやシューズクローク、ワークスペースを広く確保したいと思うご家庭もあるでしょう。
広いLDKはマイホームを建てるときの憧れのような存在ですが、世間一般の戸建てのLDKのイメージに捕らわれず、それぞれ個々のご家庭の生活ペースなどを考慮して、後々後悔することの無いよう、無駄のない間取りでお家を建てたいですね。
敷地にあまり余裕がない場所にお家を建てるのなら、「LDK」として1つの空間として取らず、「DK」と「居室」になるように仕切りなどを設けてみるのもいいかもしれません。
ちなみに、「LDK」と言えるのは8帖以上だそうです。それ以下ですと、「DK」(ダイニングキッチン)となります。そして、4.5帖以下のスペースににキッチンが備わっている場合は、「K」(キッチン)となるそうです。